めっちゃハゲてきた先輩とついに打ち解けた話
僕の職場には年が2個上のめっちゃハゲている先輩がいます。
僕が入社した時は、どフサだった先輩です。
新入社員歓迎会の飲み会の席で、さっきまで目上の方にこびへつらっていたかと思うと
僕と二人になるやいなや偉そうな態度になり、「お前、ハゲなの?」と急にアップかましてきた先輩です。
その時は僕のハゲスカウターがまったく反応もしなかったくらいどフサの先輩でした。
けど僕のハゲをいじっていたのもだいぶ過去の話。
先輩は順調にハゲ続けてました。
日々、少しずつ侵食する「若ハゲ」になんら対策する様子もなく、ノーガードで挑み続けるというそれはそれは男らしい日々でした。
先輩がハゲだしてから1年以上の月日が流れ
僕のハゲいじりをすることも無くなり
ハゲ冷戦状態は続いてきました。
しかし先日
突如として先輩とのハゲ戦争に終止符が打たれることとなりました。
先日の飲み会の時でした。
僕と先輩と上司と部長の4人での飲み会でのことです。
話題はアンチエイジングの話題になり、ついに、
ていうかいきなり!この話が飛び出しました。
上司「てかお前(先輩)、頭やばいよな?」
!?!?
突然の、それはそれは突然のテロのような質問が先輩を直撃しました。
「あ、この話題は回避不可!俺も巻き込まれる!」
と、僕もとっさに身構えます。
とりあえずうちの上司のデリカシーの無さは横に置いて話は進めます。
ハゲの進行とリアリティが凄まじいがゆえ、職場の誰もいじってこなかった先輩のハゲをいり出した上司。
先輩「いやー、、ほんとやばいですよね」
先輩はちゃんと自覚してたようです。
さーここから!僕の腕の見せどころです!
いじられるなら先に自分から晒せ!です。
切腹精神とでもいいましょうか。
コンプレックスをいじられた時、一番ダメージを少なく済ますには自分で自分を笑い飛ばすしかないんです。
僕「いや~僕のでこの方がやばいですよ~!」
※ちなみに先輩はカッパハゲ。
先に自虐ネタを放り込み、これ以上いじってくんなスタイルです。
先輩「いやーだってお前ずっと変わらんやん?俺はやべーって」
僕「僕と(デコハゲ)先輩(カッパハゲ)がヒュージョンしたら目も当てられないやつになっちゃいますね」
先輩「ほんとだな。笑」
4人「はっはっはっは!」
僕「先輩ハイボール飲みます?」
先輩「おう、お前は?」
僕「はい、僕もハイボール頂きます!」
上司たち「仲いいなお前ら、はっはっはっは!!」
完
はい。
と、いう訳で長期間に及んだ先輩とのハゲ戦争には終止符が打たれました。
ハゲについて笑って話し合えた今日をもって
先輩は晴れて同胞という訳です。
これからは先輩のハゲも温かく見守ってやろうと思いますし、今まで以上に直視しないよう気を付けてあげようと思っています。
しかし、先輩は飲み会中に「嫁のシャンプー使っているのが原因だと思う」
みたいな事を真剣に言ってました。
AGAとかプロペシアとか知っているんだろうか?
和解はした訳ですが、僕はノーガードの先輩が好きなので、そのまま突き進んでいってほしいなと思っている今日この頃なのでした。
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