糸井重里さんの「ことば」が大好きだ
糸井重里さん
コピーライターであり、経営者だ。
有名なコピーはめちゃくちゃあるんだけど、
「くうねるあそぶ。」(日産自動車 セフィーロ)
「忘れものを、届けに来ました。」(となりのトトロ)
「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」(魔女の宅急便)
とか。みんな大好きジブリ作品のキャッチコピーなんてほとんど糸井さん。
お得な状態を「おいしい」と表現したのもこの人らしい。
僕は糸井さんの「ことば」の表現が大好きだ。
ぐしゃぐしゃした心。複雑な心をなるべく、簡単なことばで、それでいて本質をむしゃっとつかむような表現で表してくれる。
それがすっと心に入ってくる。
疲れた心をそっと揺らしてくれる。そんな感じだ。
最近糸井さんに関する本が出たんで読んでみた。
「古賀史健がまとめた糸井重里のこと」
「嫌われる勇気」(これもまたいい本!)を書いた古賀さんが糸井さんと対談して糸井さんの人生を振り返った本なんだけど、
これがまたいい。
友だちって、いわば「最高のおもちゃ」じゃないですか。
なんだってそうだけれど、「大嫌い」が言えるときにはもう、「好き」が混じってるんです。
なんて味わいのある言葉があちこちにちりばめられている。
強さと優しさのブレンドがすさまじい人生。
僕が糸井さんを評すならこんな感じになる。
「大人」になると本棚はビジネス本ばっかりになる。
どうすれば仕事がうまくいくか、どうすれば金持ちになれるのか。とかね。
ほっこりしたい時、ちょっと休みたいときにぜひ糸井さんの言葉に触れてみて欲しい。
なんかね「いい感じ」に心をもっていけるから。
明日から出張頑張ってきます。
ちなみに僕は この本で糸井さんにはまった↓