大人の顔した子供
最近、年上の人によく仕事を教える。
自分の仕事は、営業である商品を売ってるわけなんだけど、
それはメンテナンスとパッケージで打っている。
そのメンテナンスマンを求人で募集するともれなくおじさんが入ってくる。
体力的にもきつい仕事だが、若者が入ってこない。。(どう考えてもわり合わんからなー。)
そこで営業の自分が教育係りとなってそのおじさん方と一日同行し、仕事を教えていくことになる。
おじさん達がどういう人生を送ってきたかは知らない。
どのようにして前職を降りて今ここにきているのかも知らない。
ただ、まぎれもなく、もういい年の大人たちだ。もうすく50にもなろうとする大人たちだ。
確かに見た目は大人だ。ひげもみっしり生えてりゃ結婚もしており、子供も育てている。
目じりは年輪も確かに刻まれている。
そのおじさん達と数日過ごすうちに、自分の中に芽生えた違和感。
感じたことを言葉にするとこれだ
「大人の顔した子供」だ。
これはただ、仕事ができないとか頭が悪いとかそういうことではないと思う。
なにかこう、ぼやけている。今ここで自分が何をしているのかわかっているのかいないのかのような。
ただ、それはみんな生きてたらそうだろう。
未来なんて常にぼやけているし、漠然とした不安を完全にとっぱらった生き方なんて可能とは思わないれども。
この「大人の顔した子供」のおっさんからはがむしゃらさがまったく伝わってこないのだ。
まるで誰かに完全にオールを渡してしまって、ただただ、ボートにしゃがみ、波の行方に身を任すような。
みんな下手糞だよ。生きることなんて。マニュアルもないし。ハゲた時心がパニクらない方法なんてマニュアルは存在しない。
でも、「なんとかしたい」ってやっぱ思いたいから。だからもがくのはやめちゃいけないと俺は思う。
この人たちの、仕事上の技量だとか、要領の良し悪しだとか
そういうのはまあ話からとっぱらって、
気付いた共通点は2つだ。
①他者に関心があるそぶりを見せない(本当は関心があるんだとしても)
②他者のために役に立つ気がない(ちょっとした気遣いが皆無)
大人ってなんだ?年齢ってなんだ?
子供のころは、年を重ねることはまさしく進化だった。
ポケモンでいうと、ゼニガメがカメックスになるような。
ただ、年をとって大人になると誰もがカメックスになると思っていた。
しかし、世の中はおそらくだが「ただただ老いぼれたコラッタ」がかなりの
割合で存在しているのではないだろうか。
別に批判している訳ではない。ただただ恐ろしくなった。
自分はああはなりたくないと。
セクシーになるんだ。胸毛をピンクシャツの間からちらつかせる大人になるんだ。(頭はツルッぱげでも。笑)
ならどうする。ならどうするよ俺?
と、まあ全然ブログとかひとつのこと続けられん俺はまだまだマサラタウンにさよならバイバイも
できていないコラッタなのであった。
また次回